この記事のポイント
- Nintendo Switchのゲームは専用VRゴーグルを使うことで360度の映像体験に対応できる
- VRゴーグルには「専用設計タイプ」「汎用スマホ対応タイプ」「ARグラスタイプ」の3種類がある
- 対応ソフトを使えばマリオやゼルダの世界をVR視点で歩き回れる
- 価格帯は1,000円台の手軽なものから8万円クラスの高機能ARグラスまで幅広い
- 選び方のコツはSwitch本体の対応可否と装着感、視野角のバランスを見ること
Nintendo Switchには、専用のVRゴーグルを組み合わせることで対応ソフトを立体的な視点で楽しめる機能が備わっている。普段のテレビモードや携帯モードとは違い、頭の動きに合わせて視界が動く没入感のある体験ができるのが特徴だ。この記事では、Switchで使えるVRゴーグルの種類やおすすめ製品、対応ゲームソフトの遊び方までまとめて紹介する。
SwitchのVRゴーグルとはどんなアイテムか
Switch本体をゴーグルにセットして視界を覆うことで、画面全体が視界に広がるVR視聴体験ができる。専用のNintendo Labo VR Kitに始まり、現在はサードパーティ製の対応グラスや、スマホ用として設計された汎用ゴーグルも組み合わせて使われている。
Switch本体を差し込んで使うタイプは、画面の映像を左右2つのレンズ越しに見ることで立体感のある映像として脳に認識させる仕組みだ。装着中はコントローラーで操作しながら、頭を動かすとゲーム内の視点も連動して動く。テレビの前でじっと座ってプレイするいつものスタイルとは違い、体全体を使って探索する感覚が味わえる点が魅力といえる。
なお、本体サイズの都合上Nintendo Switch Liteは非対応となっているケースが多く、購入前に自分の本体モデルが対応しているかどうかを必ず確認しておきたい。
VRゴーグルの3つのタイプと選び方
タイプによって装着感や価格、対応できる用途が大きく変わる。用途に合わせて選ぶのが失敗しないコツだ。
まず一つ目は、Switch専用設計タイプ。本体をぴったり収める形状に作られているため、装着のズレが少なく安定した映像体験ができる。ダンボール製の工作キットから、プラスチック製でヘッドバンド付きの本格仕様まで幅広いラインナップがある。
二つ目はスマホ用として販売されている汎用ゴーグル。もともとはスマートフォン用のVR動画視聴を目的に設計された製品だが、Switchの画面サイズに合わせて調整すれば代用できるケースもある。価格が手頃なものが多く、まず試してみたいという人に向いている。
三つ目はARグラスタイプ。近年はメガネのような形状のスマートグラスにSwitchの映像をケーブル経由で出力し、目の前に大画面を投影するスタイルの製品も登場している。ゲーム専用のVRゴーグルとは仕組みが異なるが、大画面でじっくり画面を見たい人や、他のデバイスとも併用したい人に選ばれている。
選ぶときのチェックポイントは「本体の対応可否」「視野角の広さ」「装着時の重さ・フィット感」「価格帯」の4つ。長時間使う予定があるなら、重量とクッション性を重視して選ぶと快適に楽しみやすい。
Switch対応VRゴーグルおすすめ5選
ここからは実際にAmazonや楽天などで購入できる、Switchで使えるVRゴーグル・ARグラスを5つ紹介する。
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit
任天堂純正のVR体験キット。ダンボール製のゴーグルを自分で組み立てて使うという、他にはないユニークなアイテムだ。
Nintendo Labo VR Kitは、専用のダンボールキットを組み立ててVRゴーグルを自作するタイプの製品。工作を楽しみながら完成させたゴーグルにSwitch本体をセットすると、対応ソフトをVRモードで遊べるようになる。付属のソフトそのものにも複数のミニゲームが収録されており、ゴーグルを作る工程自体がひとつの遊びとして成立している点が評価されている。
さらに「スーパーマリオ オデッセイ」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」もアップデートによってVRモードに対応しており、このゴーグルを使えば人気タイトルの世界を立体的な視点で探索できる。家族や友人と工作から一緒に楽しめる点も含めて、Switchでの初めてのVR体験として選びやすい一台だ。
エレコム NINTENDO SWITCH VR用VRグラス
ダンボールではなくプラスチック製の本格仕様。耐久性が高く、繰り返し使いたい人向けの選択肢だ。
周辺機器メーカーのエレコムが手がけるVRグラスは、Nintendo Switch VRモードを楽しむために設計された専用モデル。ダンボール製のキットと違い、プラスチック素材でできているため型崩れしにくく、繰り返し使っても安定した装着感を保ちやすい。
歪みを抑えて視野角を広く確保できる非球面光学レンズを採用しており、映像の端までくっきりと見えるのが特徴。バンド固定式でSwitch本体をしっかり保持しつつ、ヘッドバンドで頭に固定するため両手が自由になり、コントローラー操作に集中できる点も使いやすい。顔に触れる部分にはソフトレザー素材のフェイスクッションが使われており、装着時の当たりも柔らかい。イヤホンやヘッドホンを併用できる設計になっているのも嬉しいポイントだ。
汎用スマホ用3D VRゴーグル
もっとも手頃な価格帯から選べるタイプ。まずはVR体験を試してみたいという人に向いている。
Amazonや楽天では、スマートフォン向けに設計された汎用の3D VRゴーグルも数多く販売されている。もともとは4.7〜6.5インチ程度のスマホ画面をセットして使うことを想定した製品だが、Switch本体のサイズに近いモデルであれば代用できる場合がある。
価格が手頃なため、まずはVRゴーグルがどんな感覚なのかを試してみたいという人に向いている。素材は軽量なプラスチックやEVAクッション製が多く、持ち運びやすいのも利点。ただし本体固定用のホルダー幅やレンズの焦点距離は製品ごとに差があるため、購入前にSwitch本体のサイズに対応しているかを確認しておくのが安心だ。
ヘッドバンド一体型 汎用VRゴーグル
装着の安定感を重視するならこちらのタイプ。長時間のプレイでもズレにくい設計が魅力だ。
ヘッドバンドが一体化した設計のVRゴーグルは、頭の上からしっかり固定できるため、激しく動くゲームシーンでもズレにくいのが特長。重量バランスを頭部全体で支える構造になっている製品も多く、額だけに負荷がかかりにくいよう工夫されているモデルもある。
フェイスパッドが交換・洗濯可能な製品を選べば、家族で共有して使う際も衛生面で安心しやすい。探索型のアクションゲームやアドベンチャーソフトをじっくり楽しみたい人には、装着の安定感を重視したこのタイプがおすすめだ。
XREAL One Pro(ARグラス)
メガネ型のARグラスでSwitchの画面を大画面投影。ゲーム以外の用途でも活躍する多機能モデルだ。
XREAL One Proは、メガネのような形状をしたARグラスで、専用のハブ機器を経由することでNintendo Switchの映像を出力し、目の前に大画面が広がっているかのような感覚で楽しめる製品だ。ケーブル一本で接続できる手軽さがありながら、Windows・Mac・スマートフォン・Steam Deckなど幅広いデバイスにも対応しているため、Switch専用のVRゴーグルとは違い、普段使いのマルチデバイス環境でも活用できるのが大きな魅力といえる。
音響面ではBoseが監修したチューニングが採用されており、映像だけでなく音質にもこだわりたい人に向いている。価格帯は7万円台からと他の製品に比べて高めだが、外出先でも大画面のゲーム体験を持ち運びたい人には検討の価値があるアイテムだ。なお最新のSwitch本体モデルについては対応状況が異なる場合があるため、購入前に対応機種を確認しておきたい。
対応しているおすすめゲームソフト
VRゴーグルを持っていても、対応ソフトがなければVR体験は楽しめない。まずは代表的な対応タイトルを押さえておこう。
「スーパーマリオ オデッセイ」は無料アップデートによってVR専用の遊びが追加された。「帽子の国」「海の国」「料理の国」といったステージ内で音符やコインを探しながら進む専用コンテンツが用意されており、本編をクリア済みのプレイヤーでも新鮮な気持ちで楽しめる内容になっている。ステージ内のキャラクターに音符を集めて渡していくというシンプルな目的だが、VR視点で見る「帽子の国」の街並みは普段のプレイとはまったく違う印象を受けると評価されている。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」もVRモードに対応しており、ハイラルの広大な世界をVR視点で見渡せる。特定のロケーションを巡りながら景色をじっくり眺められる仕様になっており、探索や観光を楽しみたいプレイヤーから支持されている。
このほかにもVRモードに対応したソフトは複数存在するため、ゴーグルを購入する前に自分がプレイしたいタイトルが対応しているかどうかを確認しておくと安心だ。
VRゴーグルを使うときの注意点
快適にVR体験を楽しむためのちょっとしたコツを押さえておくと、より満足度の高い時間になる。
VRモードでは頭を動かして視点を切り替えるため、周囲に十分なスペースを確保してから遊び始めるのがおすすめだ。ソファやテーブルなど周りの障害物にぶつからないよう、あらかじめ座る位置や立つ位置を整えておくとよい。
また、長時間連続でプレイすると目や体に負担がかかりやすいため、こまめに休憩を挟みながら遊ぶのがおすすめだ。特に小さな子どもが使用する場合は、保護者が装着時間や休憩のタイミングを見守ってあげると安心して楽しめる。
ゴーグルの装着がうまくいかずVRモードが起動しない場合は、本体をゴーグルに正しくセットできているか、対応ソフトのバージョンが最新になっているかを見直してみると解決することが多い。
Switch対応VRゴーグル比較表
それぞれの特徴を一覧にまとめた。用途や予算に合わせて選ぶ参考にしてほしい。
| 商品タイプ | 対応機種 | 価格帯の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Nintendo Labo VR Kit | Switch(Lite非対応) | 数千円台 | 組み立てて楽しめる純正キット |
| エレコム VRグラス | Switch(Lite非対応) | 数千円台 | プラスチック製で耐久性が高い |
| 汎用スマホ用VRゴーグル | 対応サイズを要確認 | 1,000円台〜 | もっとも手頃、入門向け |
| ヘッドバンド一体型ゴーグル | 対応サイズを要確認 | 数千円台 | 装着が安定しズレにくい |
| XREAL One Pro | Switch・PC・スマホ等マルチ対応 | 7万円台〜 | 大画面投影・音質にもこだわり |
まとめ
Switch用のVRゴーグルは、純正のNintendo Labo VR Kitから、サードパーティ製のプラスチック製グラス、手軽な汎用スマホ用ゴーグル、さらにはメガネ型のARグラスまで幅広い選択肢がある。まずは対応ソフトである「スーパーマリオ オデッセイ」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を目当てに気軽に試したいなら、価格が手頃な専用キットや汎用ゴーグルから始めるのがおすすめだ。長時間じっくり使いたい、他のデバイスとも併用したいという場合は、装着の安定感や汎用性に優れたモデルを選ぶとより満足度の高いVR体験につながる。自分のプレイスタイルや予算に合わせて、無理なく楽しめる一台を選んでみてほしい。
Switch対応VRゴーグルおすすめ5選|選び方と遊べるゲームも紹介をまとめました
SwitchのVRゴーグルは装着タイプによって価格や使い勝手が異なるため、対応機種と用途を確認したうえで選ぶのが失敗しないポイントだ。対応ソフトと組み合わせれば、いつものゲームがまったく違う視点で楽しめるようになる。気になる製品があれば、まずは手頃な価格帯のものから試してみるとよいだろう。











